2003年8月よりC.A.PというアートNPOの一講座として始まったガムランクラスから生まれたジャワガムラン教室「ふいご日和楽団」。2008年4月から神戸市長田区で活動後、2011年04月からCAPのStudio Q2(ポートライナー/ポートターミナル駅下車)に拠点を移しました。 代表:岩本象一 練習:主に日曜午後、たまに平日19~21時に月2~3回。そのうち月2回は大阪のジャワ芸能ユニット(HANA★JOSS)を迎えたレッスンです。メンバー随時募集中。 問合せ:ふいご日和楽団KOBEjavaGamelanClass@gmail.com 近年、HANA★JOSSと共同で「ソカタルナ」という楽団名でも神戸の日本庭園・相楽園の「にわのあかり」というイベントで影絵芝居ワヤンのガムラン伴奏に参加。そのほか各種イベントに出演。ガムラン体験講座なども開催。
2010年8月27日金曜日
8月29日 神戸・相楽園「にわのあかり」でワヤン(影絵芝居)
神戸・元町の北にある日本庭園、相楽園
http://www.sorakuen.com/
の恒例の夏の夜のイベント、「にわのあかり」で
今年も生ガムラン伴奏つきのジャワのワヤン(影絵芝居)があります!
早いものでもう今年で4回目です。
相楽園のワヤンのため編成される楽団(HANA☆JOSS、西真奈美、西田ゆり、ふいご日和楽団)に参加します。
人形遣い(ダラン)・語りはジャワ出身のローフィット・イブラヒム氏
夜空に響くガムランの音色と歌、そして語りとともに、
夏の緑の中でゆらめく光と影をどうぞお楽しみに!
日時:8月29日(日)夕方6時半から@芝生広場
演目:「スマントリとスコスロノ」
ガムラン演奏をBGMに影絵の演目の解説もあります。
上演は1時間あまりの予定(ジャワ語と一部日本語)。
(ジャワではワヤン(影絵芝居)は、夜から明け方まで約7、8時間かけて語られるのが普通です。)
8月27日(金)からさまざまな灯りの展示作品で庭が彩られます。
また、和菓子のお茶屋や明石焼きの屋台も・・・。
お庭を散策したり、芝生に寝転がったりしておくつろぎください。
そして、今回のストーリー、ジャワの古い物語を再話した乾千恵さんの絵本
「山からきたふたご スマントリとスコスロノ」乾千恵/早川純子 / 福音館書店
もおすすめです。
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今年も無事終了しました。
今回は去年に比べてひとまわり大きいアンティークの渋いクリル(スクリーン)が登場、
演奏者も増え曲数も多くなって、
いろんな面でバージョンアップした公演だったように思います。
演目は「スマントリとスコスロノ」。
主人公の美男で武芸に秀でた兄スマントリと姿は醜いものの特別な力を持つ弟スコスロノの二人が助け合いながらも最後には命を落としてしまうお話で、
ジャワの人にとっては涙なくして見ることのできない物語だそうです。
ダランは普段の祈りにも増して、彼らの魂がこの上演を安らかに見守ってくれるように、
瞑想や断食を行うそうです。
そんな少しもの悲しいストーリーの今回のワヤンの雰囲気に合わせるかのように
準備中にぱらぱらと雨が・・・。
それでも上演中には雨もなく、しっとり夜風が吹いて
生温かくも過ごしやすいガムラン日和の相楽園でした。
庭の芝生に寝転んでくつろぐお客さんもいらっしゃり、
いつもにまして心地よく落ち着いて演奏することができました。
お越しいただいた皆様並びにご協力頂いた皆様、
いつもながらお世話になりました。
どうもありがとうございました。
http://www.youtube.com/watch?v=3AUWASWvT4w
に動画もUPされているようです。
ワヤンの演目についてはこちらからもどうぞ。
http://hanajoss.exblog.jp/i26/
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