2008年8月1日金曜日

9/6(土) 相楽園 「アート遊山」 ワヤンとガムラン 今年も出演!



にわのあかり2008 「アート遊山」
★日時:9月6日(土曜)
    ガムラン演奏 午後6時30分頃~
    ワヤン上演 午後7時頃~
    演目:デウォ・ルチ ~生命の水を求めて~
★料金:入園料大人300円、小人150円
★出演:HANA★JOSS/ふいご日和楽団

 日没後、ガムランの音色としっとりとした暖かい風に誘われるようにはじまり、上演されるジャワの影絵芝居、ワヤン。去年に引き続き、緑あふれる相楽園でガムランの生演奏とともにお届けします。今年はジャワ語での上演です(字幕つき)。演目はデウォ・ルチ。

2 件のコメント:

ふいご日和楽団 さんのコメント...

▼演目:「デウォ・ルチ」
 ~生命の水を求めて~<あらすじ>「デウォ・ルチ」は、古代叙事詩「マハーバーラタ」の物語の中心となる、コラワ一族によるパンダワ一族殺害の謀略に由来する。コラワには百人の王子が、パンダワには五人の王子がおり、互いにいとこ同士であるが、コラワ百王子の長男ドゥルユドノは、知力・腕力に才あふれるパンダワ五兄弟を妬み、憎しみを抱いている。この対立が、やがて全世界を巻き込んだ果てしない大戦争「バラタユダ」に発展することとなる。マハーバーラタには、この世のすべてはバラタユダに通じるものとして、苦行を続けつつ生を歩んでいる人々の姿がある。
「デウォ・ルチ」は、いずれ来るバラタユダに備え、コラワ一族がパンダワ五兄弟の次男・剛勇のビモを今のうちに抹殺しようという企みから始まる。コラワの長男ドゥルユドノは、その師ドゥルノと謀り、ビモに、全人類が永久に生き長らえる『生命の水』を探してくるように、との偽の難題を与える。ドゥルノはコラワとパンダワを等しく大切に思い、幼い頃より教育して来た両者の師匠であるが、今はコラワ側に仕える身である。両者の殺し合いなど望むはずもないが、いずれ来るバラタユダでは、コラワ側について闘わねばならない。彼はどのような思いで、このビモ殺害計画の一端を担うことになったのだろうか。
 ともかく、ビモはドゥルノの命を忠実に受けて出発する。深い森、荒れ狂う大波の中で、鬼や大蛇と死闘を繰り広げた末、ビモは海底でついに力尽きようとする。そのとき、薄れる意識の中、ビモは不思議な小さな神様、デウォ・ルチに出会う。それはビモ自身の内なる神であった。そこで、生の完全性を意味する『生命の水』などあるはずもないこと、"ひと何処よりきて何をなし何処へゆこうとするか"、そして"おのれ自身を知れ"という生の真実の姿を知るに至る。悟りを開いたビモは満たされ、「もはや煩わしい世界には戻りたくない」と嘆く。一方、地上では、ドゥルノがかつての愛弟子・ビモを策略に陥れてしまった事を悔い、海に身を投げようとしていた。それを知ったビモは地上へと舞い戻り、ドゥルノを救う。そしてまた、果てしない戦いの中へと身を投じてゆくのだった…。

ふいご日和楽団 さんのコメント...

無事終了しました、。ご来場くださった皆様、関係スタッフの皆様、誠にありがとうございました。